この自動車は太陽電池を動力とする自動車です。太陽電池とは、シリコンの単結晶、多結晶、非晶質や、化合物半導体を素材としています。酸化チタンを使った色素増感型と呼ばれる太陽電池も使われています。原理としては、太陽電池パネルにあたった日光を電気に変え、その電力を動力として走る自動車です。

その際日光をエネルギー源としているため、半永久的にエネルギーを補充することができ、排出するものもありません。そこで、究極のエコカーとして考えられたのですが、太陽電池のコストが非常に高く、また、走行距離、動作能力にまだ大きな問題があります。そのことからも、実用化にはまだまだかかる見通しです。ただ、ソーラーカーレースなど実用化を後押しする動きも活発でその将来性は大きく期待されています。

その太陽電池の原理は、太陽電池に光が当たると、プラスとマイナスを持った粒子が生まれ、N型のシリコンの方へ、そして、プラスの電気はP型シリコンの方へ集まります。その結果、電気が発生するのです。太陽発電システムは、太陽の光を電気に変える太陽電池とその電気を直流から交流に変えるインバーターで構成されています。そして、現在、家庭で使われている太陽光発電システムは、発生した電気を家庭での利用にあてますが、余った電機は電力会社から来る配電線に戻し、電力会社に電気を売っています。
また、日光の出ない、雨天時、夜間は配電線を通して電力を供給してもらっているようです。太陽電池は、発電のために燃料は不要で本質的には安い発電設備ですが、まだまだ、太陽電池の製造コストが高く、火力発電に比べると発電コストが高いため、普及するにいたっていません。

しかし、太陽電池の利用を世界的見たとき、日本の生産高は49パーセントと世界で一番、太陽発電を行っています技術的にも欧米に引けをとっていません。だからこそ、日本が本格的に太陽電池をエネルギー源として使うことが期待されており、コストさえ下がっていけば、クリーンなエネルギーを主に使う国第一号になることも夢ではありません。